人事評価の極意~稼げる人材へ

ビジョン実現型人事評価制度とは、経営計画書に直結する人事評価制度を構築、それぞれの制度の運用を仕組み化した上で、人材育成を通じて将来のビジョン、経営目標の実現を目指すものです。

経営計画書が実現されない本当のワケ
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経営計画書が実現されない本当のワケ

なぜ会社の業績はなかなか改善されないのか

「あらゆる手を尽くしてきたが、一向に業績が向上しない」中小企業は何が原因でしょうか。

社員が思うように動いてくれない」「競争相手が多すぎる」「商品(サービス)のマーケティングやPRが上手くできていない」「ITへの対応が遅れている」など、社長の『言い訳』が湧き出てくるようですが、これらは本当に原因なのでしょうか?

あるコンサルタントは言いました。「社長、今までやってきた業績の改善策は、“どんな戦略に基づいて行ってきた”のですか?」「『業績の立て直し』だ!」……ウソのような話ですが、実際にあった会話です。 (さらに…)

戦略なき経営では業績に繋がらない

ところが、中小企業はこの6種類全てが明確になっているところはほとんど存在しません。

また、流れが逆流している会社もよく見かけます。

「現場でトラブルが起こったから、『計画』を見直そう」「人が辞めてしまったから、『目標』や『戦略』を見直さなければならない」「クレームがあったので、『戦略』を変更しなければ」

さらに致命的なのは、『理念』や『目標』『戦略』が存在しないまま、『計画』や『管理』の部分だけを先行させてしまうケースが非常に多いということです。 (さらに…)

いつまで経ってもダイエットできない社長達

どんなことでも継続しないと、何の成果にも繋がりません。これはダイエットでも会社でも変わりません。

最初はなかなか成果に結びつかないが、継続していると急激に大きな成果が出る時期が訪れるという法則を『成功曲線の法則』といいます。 (さらに…)

強みが活かされていない残念な社員達

『一生懸命でまじめ』でも成果に繋がらない

コンサルタントが経営計画書の作成を支援する際、必ず人材の育成目標を盛り込みます。

下の表のようなものです。

会社の将来のビジョンを実現するための「5年後の目指すべき社員人材像」を設定するのですが、その前に現状分析を行います。

今いる社員の『強み』と『弱み』の明確化です。 (さらに…)

社長自ら社員の成長の目を摘み取っている

社長は自社の成長力を高めたいと、『営業力アップ研修』を営業社員全員に対し実施します。

ほとんどの社員は『まじめ』で『一生懸命』な人なので、研修中は必死に学ぼうとします。 (さらに…)

人間の感情とビジネスの常識は逆なこともある

もう1つ、中小企業社員が『まじめ』で『人が良い』という強みが仇になって業績を上げられない事例を紹介しましょう。

例えば、銀行は中小企業にもお金を貸しています。

しかし、その融資先の業績が悪化したらどうでしょう。 (さらに…)

ビジネスの常識を教えられていない社員

そこそこの規模の卸売業で起こった出来事です。

納品先のある会社の支払が滞りがちになってきました。

未回収額が50万円を超えたので。

取引中止の意向を書面で伝えました。 (さらに…)

無駄なお金を使い続けるつもりですか?

「また社員が辞めてしまった」「なぜうちは優秀な人ほどすぐ辞めてしまうんだろう」という悩みを抱える中小企業がたくさんあります。

会社のビジョン・方針・戦略の明確化、継続的な人材教育、これらなければ優秀な人材ほど会社を去って行きます。

いつまで無駄な人材採用や研修にお金を使い続けるつもりですか? (さらに…)

『稼げる』人材を育てるビジョン実現型人事評価制度

ビジョン実現型人事評価制度をきっちり運用していけば、必ず人材の成長を通じた継続的な会社の業績向上とビジョンの実現に繋がります。

まずは下の表をご覧下さい。

ビジョン実現型人事評価制度は、これまで当たり前だった『人事制度』とは仕組みも根本的な考え方も違います。 (さらに…)

ビジョン実現型人事評価制度の導入

プロジェクトメンバーを決める

『ビジョン実現型人事評価制度』作りを始める前に、プロジェクトのメンバーを決めます。

設計、導入、運用全てのプロセスを主体的に推進してもらうメンバーです。

プロジェクトメンバーの役割は次の3つです。 (さらに…)

思いを伝える『ネーミング』

制度構築の前に、もう1つやるべきことはプロジェクト名の決定です。

「プロジェクトの目的、経営側の思いが伝わるもの」「プロジェクトの重要性と位置づけをはっきりさせ、意思統一が図りやすいもの」「社員に伝わりやすく、日常でも使ってもらえそうなもの」

略称でもよいので4文字以内」以上を満たしたプロジェクト名ができればベストです。 (さらに…)

ビジョン実現シートを作る

ビジョン実現シートとは、経営計画書と人材育成計画を1つのシートに盛り込んだもので、次の3つの特徴があります。(1)A3判サイズ1枚で表現でき、非常にシンプル(2)経営計画書と人材育成計画の各要素が図式化され、相関関係が分かりやすくイメージできる(3)社員に浸透させたい会社の考え方を、全て1枚のシートに見える化できる

また、活用することで次のような効果を得ることができます。

  • デスクや掲示板の張り付け、手帳へのファイリングなどが可能で、携帯しやすく、常に目に触れるところに置くことで、意識への刷り込み、浸透が容易
  • ばらばらに運用されがちな『経営理念』『戦略』『人材育成目標』の関連性が一目で分かるため、現在地とゴール、このプロセスが明確になり、浸透させやすい
  • 絵に描いた餅になりがちな『経営理念』や『経営方針』『行動理念』などを1枚のシートで見える化しているため、行動に結びつけられる (さらに…)
『人事評価制度』を作る

人事評価制度は、まず『評価基準』作りからスタートします。

この評価基準にも、ビジョン実現シートの中に盛り込んだ理念や人材の課題を落とし込んでいきます。

また、評価基準を作成する場合には、社内の昇格のステップが盛り込まれます。 (さらに…)

『経営計画書』運用の仕組み

最後に、これまで作った経営計画書と人事評価制度を成果に結びつけるための運用の仕組みを確立します。

まずは、作成したビジョン実現シートの発表の場である『経営ビジョン発表会』を開きます。

社員への浸透の第1歩です。 (さらに…)